今日は何を書いていこうとしているかというと、私の精神疾患・うつ病の波についてお話ししたいなと思い書かせて頂きたいと思います。
私は、昨年の夏。一番の落ち込み期になり、所謂うつ病に完全になりました。
最初の頃は、仕事にもなんとか行けていたのですが、段々と仕事に行こうとしても動くのが辛く、私の仕事は立ち仕事だったのですが、なんとか出勤しても、その仕事の主体である、“立ち続ける”という事が出来ない状態で仕事も困難となりました。仕事量の調整もしてもらいましたが、症状は悪化していくばかりで、遂には、出勤しようと起床した際に倒れるというところまでいきました。人生で初めて、めまいで倒れるという体験をしたのです。
（めまいで倒れそうという感覚には何度も襲われましたが…）
その後、仕事に行くことが出来ず、仕事は已む無く退職。
実家で療養させてもらっていたのですが、症状は悪化していく一方で、ベットから起きる事が困難となりほぼ寝たきりの状態になり、食事も吐き気が酷く食べれない。やっと食べれてもその後に吐き気に襲われる始末。趣味であったYouTubeを観ることやゲームなどはギリギリ楽しめていたので、そこが唯一の光だったのかもしれません。
しかし、友人に遊びに誘われても断ることしかできず、外に遊びに行きたくても、前のように色々したくても、何もできないこの体で生きていることが辛く、生きていたくない。死にたいというよりは『このまま生きていても楽しくない』『それなら生きていても意味がない』と感るところまでは堕ち、奈落の底で生きていたのは間違いありませんでした。
その一番の堕落から１〜２ヶ月後。
かかりつけの内科では治らないこの症状に、泣く泣く相談し、心療内科・精神科に紹介状を書いて頂き、通うようになってからは、薬が合っていたのか、だいぶ症状は落ち着き、目眩を感じることはかなり減りというより、ほとんど感じることがなくなり、食事もなんとか薬を飲みながらなら食べれるようになりました。
そして、今現在では友人とも会えるのは勿論。コロナに気を付けながらではありますが、外出も出来るまでになったのです。
自分の中では、だいぶ寛解という状態に近いのかな？と感じていました。
しかし、先日、２日前。
私は、また、『ダメな日』を迎えてしまいました。
私がこう呼んでいる『ダメな日』というのは、私の情緒が不安定になってしまう日です。
前々から書いているかと思いますが、生理前後や生理期間中が多いのですが、未だに定期的に月１回くらいの頻度でその日は訪れます。
『ダメな日』は、本当に何をしても“ダメな日”なのです。
周囲に人がいると、その人等に勝手に期待をしてしまい、その期待通りにならなければ、勝手に落ち込んで。
人だけではなく、出来事に関してもそうですね。本当に些細なことでも落ち込んでしまいます。
私の場合は、その日、実家に帰っていたので家族と過ごしていたのですが、目が覚めた私は少し体が怠く、お昼まで部屋でゴロゴロとしていたのですが、いつも、私が起きている気配を感じると、洗濯物を干しに来た母が「起きた？もうご飯だよ。なんか食べよう」などと声をかけてくれたりと、起きていることを確認し、体調を聞いてくれていたのですが、その日は、母が私の部屋を過ぎ、自身の部屋に洗濯物を干しにきました。私はYouTubeを見ていたりと起きている気配を出していたのですが、そのいつもの声がけはなく、私の部屋を通り過ぎ、再び１階に降りて行ってしまいました。
たったそれだけ。
たったそれだけのことなんです。
それでも私は心に不安・寂しさを感じ、そのままお腹は空きましたが、声をかけてくれるまでじっとしていて見よう。とベッド上に残ることを続けてみました。
ただの意地っ張りと言ったらそうかもしれませんね。
そしてしばらくしてから、妹が声をかけに来てくれました。
その日はお昼ご飯が少々遅めで、しばらく私は寂しさと不安を持ちながらも、待っていました。ほんの僅かな“意地を張らず普通にいつも通り「お腹すいたー」と降りていけばいいのに”という気持ちを抱え…
そんな色々な気持ちでモヤモヤしているのが嫌で、YouTubeを見て気を紛らわせていました。
ドアをノックして声をかけてくれた妹ですが、私が返事を返すとそれだけで下へと去っていってしまいました。
完全にドア越しでのやりとり。
寂しさで胸が張り裂けそうになりました。
たったのこれだけのことで。
私は完全にその日はネガティブな思考の日で、母と妹のその行動から『私なんて存在しても、しなくても一緒なのでは？』のように、私の存在価値を疑ってしまう要因となってしまったのです。
完全に自分の思い込みなのですが。
『ダメな日』は本当にダメなのです。
このように、どんなこともネガティブに捉えてしまったり、些細なことも気になってモヤモヤが消えなかったり。
考えないようにしても、考えてしまったり。
自身の機嫌をとってみても、ダメなものはダメなのです。
もしかしたら、生理予定日数日前だった事もあるのかもしれませんし、最近1週間に１回ペースで予定が入っていたりと急に忙しく過ごしてしまったせいかもしれない、将又花粉のせいかもしれないのですが。
兎にも角にも。
治った。良くなった。と感じている今も、どん底に堕ちる日は定期的にやってくるという事です。
そして、その度、私は『死にたい』
というより
『生きたくない』と感じることがあるのです。
そしてこれは『ダメな日』に限らずではあるのですが。
この日をきっかけに改めて考えたことなのですが。
私は今、母をはじめ、家族に支えられて生きています。
精神的にも、物理的にも。
そうして生きている私は、心のどこかに「こんな迷惑しかかけてない私が生きていて良いのだろうか」「こんな私が生きていてごめんなさい」と抱えながら生きているのです。
この日、私がお昼ご飯前に、心の叫びが抑えきれず、感じたこと、思いをまた母・妹に泣きながら訴えたのですが、その時、母が泣き。妹は暗くなり…と私のこの制御できない感情に周りは振り回される。迷惑をかけてしまう。と改めて痛感しました。
このことも私の中では1日気になってしまって落ち着かない原因でもあったのでしょうが…
母は「良いんだよ。今日はそういう日なんだね。」「良いんだよ。病気なんだから。仕方ないよ」「迷惑なんて思ってないよ。お母さんはあなた達が幸せに、笑って暮らしてくれればそれで良いんだから。そんな事で迷惑かけているとか感じなくて良いんだよ」等と口にしてくれますが、私はどうしても拭えないのです。
自分自身の存在価値が。
生きていて良いのかという不安が。
独りなのではないかという不安が。
私的には、親を泣かせるような人間が生きていて良いのか。そんな不安がついて回っています。
きっと拭いきるのはまだ難しいのでしょう。
寛解となったら、この感情も拭いきれるのでしょうか？
わからないことばかりですが、元気になったと思っていても、まだまだ不安定なのだなと学んだ日でした。
結局その日は、1日。
夜まで『ダメな日』で、
夕食前にも、何もしてなくても涙が溢れてくる状態で、部屋へと避難。
私の存在価値とは？と見出せない不安にどんどん涙が。
そこで、昼の出来事から、部屋にきてくれた母になんとか助けられ、次の日は比較的落ち着き過ごすことが出来ました。
皆さんも、自身で“生きている意味”を見出せなかったりしたら、
人にそれを求めてみるのも、有りなのではないかと私は思います。
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