皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は相変わらずの日々を過ごしています。
身体的には元気という日を過ごしていましたが、精神的には特に相も変わらずといったところです。
今回も父親というストレスに蝕まれた私の日々を書き綴っていこうと思います。
これが皆様にとって何かになれば幸いです。
先日、関東にいる妹が帰省してきました。
妹が帰省した理由は、こちらの地元にて用事があったという理由で、今回は旦那と一緒ではなく、1人で帰省してきました。
私は、妹が帰省してくるまでに、最近父が祖父から大量に貰ってきた大量かつクソでかサツマイモによって、サツマイモ生活をしていました。
それはそれでダイエットにもなるし、と特に気にはならなかったのですが、ふと母が「いつも蒸かすとか同じ食べ方になってしまってるけど、何かいい方法ないかな?食べきれなくて悪くしても父にも機嫌悪くされるし…」と話してきたので、効率よくサツマイモを消費でき、尚且ついつもと変わった調理方法と考えた結果。行きついたのです。
スイートポテトに!!
大々的に言ってしまいましたが、単純に私の好物なだけですね。はい(笑)
しかしながらこのスイートポテト作戦。なかなかいいのではないかと。
いつも夕飯のおかずにと色々母が調理してくれていたり、ただ蒸かしてみたものを小腹が空いたときに食べてみたり、と割とシンプルめに食べていたので、お菓子にしてしまうのは結構サツマイモ自体も消費できるし、最近はしていなかったお菓子作りをするきっかけにもなる且つ、スイートポテト自体もあまり食べていなかったので飽きにも引っかからない。むしろ最近から考えると新しい。(あくまで我が家にとってですが…)
てなわけで、母も喜んで賛成してくれた上、父も「いいんじゃないか」とのこと。
しかもこのサツマイモ。素材の味はするし、特に不味いというわけではないのですが、
何故か味が薄い。
なんか甘味?というものがあまり感じられないサツマイモだったんですね。
その為母は尚更スイートポテト案に賛成してくれたのでした。
しかし、問題はここから。
私、さっきも書きましたが、
お菓子作りをすることが久しぶりすぎる!
本っっ当に!
何年ぶり???
そんな状態なわけです。
ここで妹の帰省がポイントとなるわけです!
なんと妹は元パティシエ!
この上なく頼もしい存在じゃあないですか!
そういうわけで私は、妹に作り方を聞いてからやろう!
と決めたわけです。
そう決めたのは、まだ妹が帰省してくる日よりも結構前だったのですが、
なんとなく過ごしているうちに、妹の帰省日が近くなってしまい、
あ、じゃあ妹が帰ってきたら直接聞いて
それから作ろうっと
そう考えた私は、帰ってきた妹にスイートポテトの作り方を聞いてみたわけです。
自分で調べろって話なんですけどね。
でも、妹、元パティシエだし…
帰ってくるっていってたし…
とまあ、なんとなく調べてまで作る気にはなれず。(何故?)
気分屋ですから!ね!
そんなこんなで、妹にスイートポテトの作り方は簡単なのかとか、
何が必要なのか、どうやるのかを聞いたところ。
意外と簡単なんですね!
凄い!スイートポテト!
牛乳とお芋で出来るなんて!
す~ばらし~アンダザシ~
ルンルンで私は妹に感謝を伝え、近い日に作ろう!
と意気込んだわけです。
そしたら、なんと
妹、今回の帰省日の数日の中に暇な1日があるから、
その日に折角だし一緒に作ろうと言ってくれました。
お姉ちゃん嬉しい!
一緒にお菓子作りなんて何年ぶりだろう。
懐かしい気持ちと、パティシエという心強い味方に即OKしましたよね。
頼れるし。
私飽き性だから。
飽きたら任せらr…
というわけで、妹が手伝ってくれて、
無事スイートポテトは作れたわけです。
妹との貴重な時間も楽しかったなぁ…
あ、しっかりと飽きた私は妹様に助けてもらいましたとも!
(威張ることではない)
さて!
問題はここからです。
無事に完成したスイートポテト達。
結構大きめのサツマイモという事で、結構な量出来ました。
まあ、冷凍しておけば少しは長持ちするよと母も妹も言っていたので、
何個かは冷蔵庫、残りは冷凍庫へと保存することにしました。
あ、数個は妹の旦那にお土産に持って帰ってもらう事に。
そうして、無事お菓子作りの処理なども終え、
私と妹はゲームをしたり、お茶をしながら話したりと
のんびりとした時間を過ごしていたわけなのですが。
そこへ忍び寄る影が…
「このスイートポテトは冷凍保存したら少し長めに保つんでしょ?」
父です。
そう声をかけてきた父に私は薄々感じ取ってしまったのですが、
皆様は予想できたでしょうか?
更に父はこう続けます。
「冷凍保存したやつは、自然解凍して食べればいいの?」
感のいい方。日頃私のこのブログを読んでくださっている方などは、もうお気づきでしょうか。
そう尋ねてきた父は、妹と私にそうだね。などと返事を貰うと、こう続けたのです。
「いや、じいちゃんの作った芋で出来たスイートポテトだからって持って行ってあげようかなと思って」
はい。予想通り。
言うと思ったんですよね。
妹とブレイクタイムをしている片隅で、キッチンの方から夕飯の準備をしている母に保存方法などを聞いている声が聞こえてきていて、何故そんなに確認しているのか。
ましてや、解凍方法。食べ方まで。
聞きすぎではないか?
これは絶対じいちゃんにって言ってくるのではと。
どんだけわかりやすいんだ。
わが父よ。
単純かよ。
あ、単純だったわ。
しかし、相変わらず遠回しな言い方から入ってくるなー。
こう、スッと話せよ。
じいちゃんのところに持って行きたいんだけど。
て最初からそう言えや。
なんか昔からそうなんですよね。
なんでも遠回しに言ってくるんですよ。
自身が実家に行くときに誘って来る時も。
私たちには伝わってくる一緒に行ってほしい感。
なのに、実際口にされるのは、
「実家に行ってこようかなぁ」
「ばあちゃんのところ行ってみようかなぁ」
これらを放置して様子を見ていると
「一緒に行きますか?」
「今日なんか用事ある?」
とやっと一緒に行こう的なことを口にしてきます。
これすらハッキリ言ってねえな。おい。
なぁんかこの言い方も嫌いなんですが。
今回の問題はまた別で。
(余計なことばかりですみませんm(__)m)
今回のこの発言は、実は母も妹も言いだすのではないかと予感がしていたそう。
父よ。バレバレだぞ。
まあ、スイートポテトをね、持って行ってあげたい気持ちは分かったんですよ。
別にいいですよ。
むしろ、私も妹もじいちゃんは好きなので、持って行って貰って喜んでくれたら、それは嬉しいです。素直に。
はい。
ここでですわ。
父の発言。
私には怒りを通り越して、なんかむしろ清々しいほどに呆れたといいますか。
やはりね感。
もう感情が難しい。
「あーちゃん(妹)が作ったってなったら、じいちゃんも喜ぶと思うから♪」
ん?
あれ?
そう言い残しご機嫌でキッチンに戻っていく父の背を見
私、つい言ってしまいましたよね。
「あれ?私は作ってないことになってる?」
妹にふざけた感じで呟いてしまいましたよ。
ふざけた感じで言ったのはいいものの、それってそうしていないと感情がうまく隠せなかったからだったんですよね。
実は地味にショック?といっていいのか
本当に言い表せない感情が私の中には生まれてしまったわけです。
というのも、
これは、私の幼少期からのコンプレックスですね。
妹は昔からお菓子作りが好きでした。
小さかった私もよくお菓子作りはしていたのですが、
妹はパティシエになったほど。
昔から、私以上にお菓子作りが好きで、私以上にお菓子作りをしていました。
そうしているうちに、私のお菓子より手の込んだものを作る妹。
皆が妹に凄いねと言っていました。
何事も同じことをやっても褒められる妹に、
私は何をしてもダメだと感じ、いつの間にか同じことをするのはやめてしまいました。
そうして私はお菓子作りをすることもやめてしまったのです。
そうやって私は、人と比べられることを嫌い。
人と同じことをすることを嫌い。
同じ土俵で勝てないと分かれば、負け戦はしない主義になっていったのです。
と、私の性格については、また別の機会にしておいて。
問題はそう。
よく考えてみてください。
というか、戻ってこの記事を確認してください。
スイートポテトを作ろうとしたのは私なんですよね。
じいちゃんからの芋を、活かそうとしたの私なんだよね。
それなのに、まるで私は作っていないようなその物言いに、
私の心の中は、
「あぁ…またなんでもあーちゃん、あーちゃんなんですね。お菓子作りはあーちゃんですもんね。あーちゃんはパティシエですもんね。」
改めて、父の中の妹のデカさ。
私との差を感じた瞬間でした。
小さい頃からそうだった。
私の存在って。
父の中にあるのだろうか。
妹と比べて、差をつけることはしてない。
そう言い切った父。
果たして、本当にそうなの?
私はそうは思わない。
思ってこなかった。
感じない。
自分に自身しかない人間ってすごいね。
いったいどんな思考をお持ちなのだろう。
私には想像できないや。
そんなこんなで、長くなりましたが。
私の存在について、色々感じてしまった。考えてしまったよ。
という話でした。
最終的に、私の呟きに何かを感じてくれた妹は、
戻ってきた父がもう一度同じ様に言おうとしたところにすかさず「お姉ちゃんと私ね」と言ってくれてました。
ありがとうね。優しい妹よ。
君がそういう良い子だから、私はあなたを嫌いにならずにすんだんだよ。
母もそれはおかしいね。
と後日話を聞いて共感してくれ、今後そういうことがあったら改善していけるようにしていくからね。と言ってくれました。
母と妹のお陰で私は今日も生きています。
私という存在に自信がなくなることもあるけれど、
こうして認めてくれる人たちのお陰で私は私という存在に自信を少しでも持てて、生きていられるんだなぁ。と感じました。
みんな。ありがとう。
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