初めて感じた恐怖

皆さんこんにちは。
今日は私が初めて“めまい”を感じた時のことを書いていきたいと思います。

あれは、私が前々職についていた数年前のことでした。

私は早番・遅番は勿論、中番など日中の勤務も細かく分かれているに加え、
更に夜勤も有るというシフト制の仕事に就いておりました。

入社してから3年目の秋。
私は入社してからずっと勤続していた部署を離れ、新しい部署へと異動となりました。

その少し前から症状悪化の原因は増えてきていたのだとは思いますが、
それは長くなりそうなので、またの機会にしたいと思います。

そう。そしてその異動をしてしばらくした日の遅番。
もうほとんど仕事を終え、隣の部署にいた夜勤者に引き継ぎをと動き出した途端、それは起こりました。
目の前がぐらぐらと揺れ始め、身体がよろめいたのです。

驚いた私はその場で壁に手をつき、一度落ち着くのを待ちました。

しかし、それは本当に一瞬で揺れ動いていた視界は何事もなかったのように落ち着いていました。

何だったのだと歩き出そうとしたのですが、何やら足元がふわふわとする。
例えるならばキッズスペースなんかに有るスポンジ状の地面を歩いているような感覚。

初めての感覚に恐怖が込み上げてきました。
しかし、遅番の私は夜勤者に引き継ぎをしなくては、
私は焦りながらも、この感覚を体に『気のせい』と言い聞かせ、隣の部署にいた夜勤者に引き継ぎを速やかに済ませると、雑談もクソもなく、颯爽と帰宅すべくと自身の車へと急ぎました。

そう。私車通勤だったんですね。
困った困った。

まあ、最悪実家暮らしだったので迎えに来てもらう事は可能だったのですが、だいぶ落ち着きを取り戻していた私は、その日は車でちゃんと帰れたのでした。

無事帰れたのだから困ったこともなく一安心。

と思うじゃありませんか。

実はそうでもなかったのですよ。これが(笑)

なんと、その日ですね。
実は私、仕事終わりにある上司に紹介されていた男性とご飯の約束をしていたのでした。
うわぁ・・・困った。これいけないな。ドタキャンってやつだ。
しかも、更に困ったことにこの男性がもうお店を予約し、仕舞いには私より先に仕事を上がっっていた彼はもうお店にいるという事実!

ガッテム!ジーザス!

もうね。申し訳なさで更に具合悪くなりそうでしたよ。

でも、事実そんな呑気に食事に行ってる余裕なんて私にはありません。
帰るのですら精一杯なんですから。こちとら。

申し訳なさに押し潰されながらTELいたしましたよ。ごめんなさいと

事情が事情に相手も困惑しながらも納得してくださりました。
本当にごめんなさいと念を送りながらなんとか車を走らせ自宅へ
その日はさっさと横になったのですが、横になっても天井が揺れ動いていたりと大変な一夜でした。

この日を境に、私はめまいと付き合っていくことになりました。

調子がいい日はそこまでではなかった、と言うか
私がもう気にしないように必死に考えないようにしてめまいのことを自身から排除していたのが大きいんですがね。

ここからじわじわと地獄は迫ってきていたのでした。

おまけとして、
後日談なのですが、見事に食事をキャンセルした結果、その男性は私が彼と食事をしたくなかったのではと見事に勘違いをされまして・・・めんどks・・・
紹介してくれた上司には、何度もそのことについて訪問されることになりました。
いや、あんたも自分の部署の仕事あるだろ。働いてろ。とか思ったのは秘密です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました