今日は、昨日お話しした通り、私のデフォルトで備わっている。
というか“しまった”。
固有スキルについて少しお話ししたいと思います。
昨日、私が話した固有スキルは『大人に媚を売る』能力だと話しました。
これだと、すごく感じ悪いですね。我ながら(笑)
では、もっと良い感じに言うと、
なんでしょう…
あまり上手く言えないのですが、
『人に嫌われないように立ち回れるスキル』
とでも言うのでしょうか。
『人の感情を読み、それに合わせられるスキル』
と言うのも然り…
まあ、何にせよこんな感じの能力がですね。
私の生まれた環境によって生み出されたものであるのは事実ですね。
過去を話すと長くなるので、これは前も言った通り、別記事にて改めて記入しようと思うのですが、
サラッとだけお話ししますね。
私の父という人は、“自身が一番正しい”という思い込みの強い人間でした。
それと同時に、他者にも“正しさ”を求める人でもあります。
“正しさ”なんて、私的にはその人それぞれの価値観、状況等によって変わるものだと思っているのですが、
父はそうではなくて、自身の信じる“正しさ”言ってしまえば“教科書通り”“お手本通り”“マニュアル通り”等の、世間でいう“正しさ”を求める人でした。
そういった環境で育った私は、自然と“正しさ”を追求するようになっていました。
父にとっての正解を、成果を出さなければいけない。
普通でいなければいけない。
そう言ったプレッシャーを幼い頃から感じていました。
妹が生まれ姉になってからは特にですね。
父から「お姉ちゃんなんだから」と何度も聞かされていましたし。
姉なのだから、私はしっかりしなくては。と
それに加え私は、父が怖かったので、いかに怒られないように生き抜くかも追求していましたね。
長女の私にとってお手本はいなかったので、常に父の機嫌を伺い、いかに取り入って怒られずに生きるか。
それが私の生き方でした。
察しの言い方はお気づきかと思いますが、
もう既に、ここで私に固有スキルがつき始めていたんですね。
ここに決定打をうったのが、幼稚園や学校などの家外の世界です。
私はこの父の機嫌を伺い立ち回るスキルが構築されていたので、初対面の人へもこれを自然と発動していくんですね。
お陰様で広く浅い人脈は凄かったです(笑)
そして、同級生などの友人たちはともかく、
私は完全に父のような人間がトラウマとなり、
大人嫌いを発症します。
今でもそのおかげで、真面目でつまらない大人や、大きな声を出せば良いと思っているような大人など、特定の大人が嫌いです。
これも話すと長くなりそうなので、別に書きましょうかね。私の嫌いな大人シリーズ(笑)
(自身も良い大人なんですがね…)
その大人嫌いが相俟って、スキルには磨きがかかりました。
先生の中には勿論私が好きな先生もいたような気がしますが、大体の先生は私の嫌いな大人だったので、最早関わりたくなくて…
スキル発動!
面倒くさいことにならないよう、その人達の機嫌を伺って上手く立ち回っていました。
いかに自身のやりたいようにやっていても、怒られないか。
災いが降りかからないように、バレずに行動できるか。などなど
嫌な子供ですね(笑)
とまあ、こんな感じ?でしょうか?
私は、デフォルトで固有スキルでこのような状態なので、
完全に無意識に、そう言った行動をとってしまうんですね。いまだに。
故に、疲れることも多いという訳です。
周りなんて気にせず、好きなように生きれば良いんですけどね。
トラウマってすごくて。
というか、これが幼少期に身についている分、簡単にやめられる筈もなく…
深く根付いてしまっているんですね。
本当に困ったものです。
でも、親は、育った環境は選べないですからね。
今を変えるしかないな。
頑張りは本当に必要以上に必要だけども、
変わろうと努力してみたりしています。こんなでも。
一人暮らしをしてみて、思うことは。
こういったことを少しずつでも減らしていけてることが良かったなと、
この疾患を治していけるチャンスになっているなと思っています。
本当に、カタツムリレベルの速度ではありますが、
この歳になっても、こんなゴミクズでも前進できています。
希望をなくされている方も、私と一緒にカタツムリしましょう。
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