HSPという事を自覚してからの日々

以前、私が実は繊細さんこと『HSPだという事を書かせていただきました。

今回はその『HSP』と自覚してからの私の感情等の変化、思いを書いていきたいと思います。


私は幼い頃から、周囲の人間、主に親を始めとする大人たちから「サメさんは細かいから」「サメさんは気にしすぎるから」や、母方の親戚に典型的なA型体質の叔母がいるのですが、その人に似て細かいと「あぁ、あなたはM子さん組だからなぁ」などと一緒にする言葉などをかけられて育ってきました。

そうして育った私は、いつもどこかで違和感を抱えてはいましたが、それがなんなのかハッキリとわかるわけでも無いので、素直にその言葉を受け止め、「あぁ、気にしすぎる自分が変なのか」「私は気にしすぎているのか」まさに『私が気にしすぎることがよくない』気にしすぎる私が、もっと単純に、簡単に考えられない私が変なんだと感じていました。

まさに私が読んでいた本、「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本の内容の通りだったなと感じました。

本当に共感するところが多かったです。


この本を読んでみて理解すること、学ぶことは本当に沢山あったのですが、

それと同時に、私は、やはり、どうしても考えてしまうことがあるのです。



勿論昔はこのHSPという性質のことなど知る由もなかったのだから仕方のないことだったと言われればそうなのです。

がしかし、どうしても。


どうして昔から、HSPという繊細さんだったのに、気付いてくれなかったのかと。

親、妹という家族でありながら、どうして。

父は問題外で全く使い物にならない中、私の中での唯一の頼り所だったのに、どうして助けてくれなかったの?

という思いが、HSPについて考える際にも頭をよぎるのです。


そして、どうして「私が変だ」と思い込んでしまうようなことを簡単に口にしたの?

どうして自分たちは普通で、それ以外の人はおかしいっていうような感覚なの?そうにしか聞こえないよ?

私はその言葉たちで追い込まれ、苦しんできたんだよ?

と。

なんともネガティブな考えだと思うでしょう?

ごもっとも。笑

私自身でどうしてそう思うのか不思議でなりませんもん。凱旋門。

はい。すみません。


私は、1人では住んでいませんでしたが、常に孤独でした。独りでした。


こうしてHSPであったと同時に、精神疾患、うつ病になった今、『ダメな日』は特にそうですが、どうしても家族に対して、母・妹に対して、そう思ってしまうのです。

特に、母と妹はちゃんと助けたいと思っていると言ってくれてしまうからだと思います。

その分、私は「あぁ、今回はちゃんと助けてくれるんだ」と期待をしてしまうのです。


その度、その分、期待を裏切られた時は、まるで深い谷底に向かって背中を押されたような気持になります。


前に、母と妹にはっきりと言った事があったのですが、

期待させては突き落とされて、私は拷問をうけて生きているようだと。


言い過ぎだと思う方もいるかもしれません。

でも、うつ病が寛解までまだいけてない私からすると、本当に毎回、こういった考えに陥る時があるのです。



その度、母と妹は理解しようと頑張ってくれているのかもしれませんが、私はその近くに居るのは辛く、家族を捨て、距離を置くことを決めました。

お陰様で、1人で過ごしていると『ダメな日』はどうしてもまだ防ぎようが見つかっておらず、奈落の底まで落ちたりもしますが、

気を紛らわしたりするのも、逆に簡単だったりします、周りを気にしなくて済むので。

HSPな私は、HSPとは正反対の家族達と長時間を共にするのがあまり良いことではなかったのだなと感じます。というより無理だったのだなと。

だって、そもそも考えること、感じること自体が違い、理解を得ることも難しいのに、自身は自然と周囲を瞬時に理解というか、察知し、感じ動いてしまったり、自分より他人を優先して、もはや自分の療養どころではなく、むしろ負荷がかかるのですから。


話がズレていってしまいましたが、

私がHSP、精神疾患、うつ病などになって思うことは、毎度のことながら同じようなことで、

どうしても、家族に対して「なんで?」「どうして?」という疑問と「助けてほしかった」という切実な思いがこみ上げてしまうのです。



私が、どうしてこのような思考に走ってしまうのかという原因も、うつ病になりこうして、自分自身を振り返り、整理してみる時間が増えた今、色々と出てきましたので、後々、過去のトラウマの話ではあり、正直皆さん興味なんてないかもしれませんが、自身の毒だしとしてお話させてもらえたらなと思います。



今日はとにかく、病気であれ、性質であれ、助けてほしい時に助けてくれる人がいることは幸せなことだなぁと感じます。

そういう人がいる方はぜひ、大切にしてくださいね。


それと同時に私は、そういう方に出会えたこと、そういう人がいること、とても羨ましく思います。

頼れるっていいですよね。

本当に、そういう人は大切にしましょう。

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